【報告】インドの反原発映画監督とゆく、ご当地フクシマ(1)

インド最古の原発で、フクシマ原発に使われているGE社のマークIより古い世代のタラプール原発立地地域を描いたドキュメンタリー「ハイ・パワー:大いなる力」の上映ツアー、ついに福島県での上映となりました。2度に分けてレポートします。

DSCN19727月28日:この日は上映会がないので、監督は日本山妙法寺の皆さんと一緒に日蓮聖人の生地を訪れたそうです。夜に私(萩谷)が合流するころには、九段道場で宴の真っ最中。97歳になられる庵主さんの音頭で歌合戦。「歌って人を喜ばせなければいけませんよ」と歌をふられ、私は調子に乗って「トンコ節」と「港町十三番地」を歌ったのですが、監督とネパール人でダージリンからいらしたガンガ庵主さんは恥ずかしがってシーン。97歳の庵主さんはさらに「歌わないのはいくじなし!」と畳みかけ、「好きで好きで大好きで♫」とお座敷小唄を何度も熱唱して圧力をかけ、周りからの提案で仕方なしに監督はインド国歌をいやいや口ずさまされたり、「ハイ・パワー」に登場する歌を歌わされていました(庵主さんに「心がこもってない、お経か!」と手厳しく突っ込まれて不憫でした)。ダージリンから来た田中上人は「インドにも明るく喋りやまないインド人と、恥ずかし屋で静かなインド人の二種類がいます」とのこと。日本との共通点は思いの外多いんですね…

翌日の福島行きに備えて、監督も私も他の核施設見学での被ばくもしているので、とにかくお腹の具合が悪くなったり、アレルギーが出やすいので、お世話になる皆さんのお家などに持ち込まないためにも、なるべく自主除染対策を取れるようにということで、マスクやウェットティッシュ、ゴミ袋などをパッキングしました。

7月29日:東京駅から高速バスに乗りいわきへ向かいました。車中で監督からこんな質問を受けました。「『ハイ・パワー・大いなる力』ではボリウッド映画で有名な『あなたの美しい目は私の心を奪った』(劇中の携帯の着信音で使われています)を使って、インドの人々にアピールしました。日本の東京の人や福島の人がイントロを聞くだけで『これぞ福島』と思うようなご当地ソングがあったら、インドで福島行きを報告する時に使いたい」 とのこと。私は美空ひばりファンなので塩屋岬を歌った「みだれ髪」、あるいは東北の漁業ということで鳥羽一郎の「兄弟船」ではないかと提案したのですが、 将来インドで「波の谷間に命の花がぁ♪」などと合唱で歓迎されたら日本から訪れた皆さんもびっくりしてしまうのでお茶を濁しました。そんなわけで、このブ ログをお読みの皆さんで、なにか「これぞ福島」ソングが思いついた方は教えて下さい。

DSCN1985いわきからは、米国からご縁のある元川内村村議の西山千嘉子さんにご案内いただき、乳酸菌を使った有機農業をしている遠藤さんの畑と田んぼを訪れました。放射線量の推移や、土自体の力を回復するような農法実践などについてお話を伺いました。

次の日に備えて郡山市に移動。日本でのスーパー体験は大阪でのスーパー玉出に続いて2度目ですが、ここヨークベニマルにもインドカレーの必需品である豆とココナッツミルクが無いことに監督はショックで暗い表情に。日印カレー同盟締結に向けて、本日は私がカレー担当でオクラ、枝豆、トマト、ナス、じゃがいもなどを使ったカレーを作りながら、西山千嘉子さんの経験した川内村からの避難の話をうかがいました。

夜は福島のテレビをゴールデンタイムに鑑賞しました。東京でフクシマについての報道が在るときは、主に第一原発を中心とした事故収束や汚染の問題を取り扱うのですが、福島の報道では、県内での求人に対する採用率が高くて、不況にあえぐ他県に比べて人手不足であることが強調されていました。より未来の若い世代に向けても福島に居続けてもらうように仕向ける、長期的福島隔離計画を感じざるを得ず、これが同じ国の国営放送であるのかと愕然としました。3年五ヶ月という時間の深さを噛み締めました。監督が英語で見つけてきたニュースには「福島第一原発内の凍土壁においては、5度で水が凍ると東電が発表」というとんでもない情報もありました。先週の原子力規制委員会の会議での話しを聞いただけに、2人で失笑するしかありませんでした。

【更新】「ハイ・パワー…」上映スケジュール更新・東京新聞に監督インタビュー記事が掲載されました!

PK2014073102100149_size0-1インドの最古の原発タラプールの立地地域を描いた映画「ハイ・パワー:大いなる力」の上映予定を更新しました。
おかげさまで、お盆の頃に関西(大阪モモの家さん左京西部いきいき市民活動センターさん)、東京(経済産業省前テントひろば)が決まり、また長野県松本市群馬県高崎市にも向かうことになりそうです。また北海道仁木郡での上映予定も、面白いお祭りの一環になりそうで楽しみです!詳しくはスケジュールまで!

7月31日付けの東京新聞(夕刊11面)に、先日の原尚子記者による、インドゥルカー監督へのインタビューが掲載されました!この映画が海外で賞を受賞したあとでさえ、インド国内では黙殺されてしまうこともあり、監督と地下鉄の駅で夕刊を手に大喜びでした!

こちらに引用させていただきます。http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014073102000248.html

福島の苦悩 インドも 第一と同型 タラプール 元原発技官が映画化

福島第一原発と同じ型では世界で最も古いインドのタラプール原発。その地元の村で暮らす人々の健康被害や貧困 を描いた短編映画「ハイ・パワー 大いなる力」が八月一、二日、東京都内で上映される。来日した元原子力エンジニアのプラディープ・インドゥルカー監督 (50)は「フクシマを経験した日本の皆さんに、現実を知ってもらいたい」と訴える。 (原尚子)
「国はわれわれをだました。仕事をやる、施設を造ると言ったのに、何も実現していない」。村の女性が険しい顔で訴える。一九六四年の建設当時、原発は「大いなる力」と熱狂的に迎えられた。しかし今、村人たちはカメラに向かって不満をぶちまける。
「約束のインフラが整備されなかった」「村では不漁や不作が続く」「がんや流産も増加している」。インドゥルカー監督は「メディアは沈黙し、インターネット環境も整わない村では(放射線測定器の)ガイガーカウンターも知らない」と嘆く。
映画では、大都市に住む電力消費者の男性が村を訪ね、人々の話を聞く。人々の話は、監督が村民にインタビューした映像を利用。ドキュメンタリータッチの短編フィクションだ。
タラプール原発は、インド西部の大都市ムンバイから北へ約百キロの村に建設された。1、2号機は福島第一原発と同じ米ゼネラル・エレクトリック社製で、同じ型では世界最古。インドにある原発の中でも最も古く、現在も使われている。
監督は八三年から十二年間、インド最大の原子力研究機関「バーバ原子力研究センター」に勤務した。アレルギー症状や神経痛などを感じて退職。体調 不良や仲間の自殺などが重なり、二〇〇九年から反原発運動に関わる。タラプール村には〇九年末から通い始め、一〇年十二月から三カ月ほどかけて撮影したと いう。
安倍政権はインドへの原発輸出に向け、日印原子力協定の締結を目指している。インドゥルカー監督は「それが意味することを考え、世界的な反核の動きにつなげたい」と話している。
映画は二十七分。八月一日午後二時から渋谷区の津田塾大千駄ケ谷キャンパスと、二日午後五時から台東区谷中三の一七の一一の「谷中の家」で。津田 塾大は五百円。谷中の家は申し込みが必要で上映とトークが千円、交流会が五百円。問い合わせは萩谷海さん=電090(4026)5974=へ。
<インドの原発> 急激に経済成長を続けるインドは原発推進政策を進めている。日本原子力産業協会によると、今年1月時点で6カ所の20基が稼働 中。核拡散防止条約(NPT)や包括的核実験禁止条約(CTBT)に加盟していないため、日印原子力協定の締結で日本からの原発輸入が可能になると、核兵 器開発につながりかねないとの指摘がある。

【告知】日印原子力協定大反対!東京・大阪でクマール・スンダラムさんの記者会見とシンポジム!

1957956_735195319833090_1732242483_nインドの反核活動家であり、核廃絶と平和のための連合(CNDP)Dianuke.orgの運営を行うクマール・スンダラムさんが、日印原子力協定に反対アピールを行うための緊急来日中です。告知するのが遅くなりましたが、明日と明後日の話です!7月31日は、東京の外国特派員協会での記者会見(3時より東京有楽町の電気ビル北20階)とシンポジウムを行います。シンポジウムは大阪でも開催されますので、ぜひおでかけ下さい!東京でのイベントには「ハイ・パワー:大いなる力」のプラディープ・インドゥルカー監督も参加予定です!

以下はノーニュークスアジアフォーラムからの転載です!http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/129x.htm

「原発輸出反対! 国際連帯シンポジウム」

7月31日(東京)・ 8月1日(大阪)

インドのナレンドラ・モディ首相が、8月末に来日し、9月1日に安倍首相と会
談する予定です。

インドはIAEA査察に関する追加議定書の批准を決定するなど、原発の輸入促進を
図ろうとしています。日印原子力協定の締結に向けた動きが強まっています。

インドでは3カ所で、東芝・日立・三菱が関与する原発建設計画があります。

インドの反原発運動は、1月26日の安倍首相来印時に、全国的な日印原子力協
定反対キャンペーンを展開しました。

この運動を担ったCNDP(核廃絶と平和のための連合)のクマール・スンダーラム氏
をお迎えして「原発輸出反対国際連帯シンポジウム」を開催します。

【東京】7 月 31 日(木)18:30~20:30
中央区京橋区民館1号室
(地下鉄銀座線 京橋駅 A6出口 2 分 室町から 2 分) 参加費 500 円

【大阪】8 月 1 日(金)18:30~21:00
エルおおさか 708(京阪・地下鉄天満橋駅西へ徒歩 5 分)参加費 500 円

*大阪で、シンポジウム PartⅡもあります。8月3日(日)9:45-12:30
ドーンセンター・セミナー室2(京阪・地下鉄天満橋駅東へ徒歩 5 分)参加費 1000 円

主催:コトパンジャン・ダム被害者住民を支援する会
協力:ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン

下記をぜひご覧ください
「安倍首相の訪印(1月)、インド全土に広がる原子力協定反対の声」
「インドの人々は日印原子力協定に反対する」 (クマール・スンダラーム)
http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/126x.html

【ボランティア募集】インド反原発映画「ハイ・パワー…」上映後の交流タイムの英日通訳しませんか?

10488037_473270856108561_2799466803518375285_nインドのタラプール原発立地地域を描いたドキュメンタリー映画「ハイ・パワー:大いなる力」の上映ツアーは、通訳ボランティアの皆さんにお手伝いいただいて成り立っています。8月は東京以外の地域でお手伝いいただけるボランティアの方を募集いたします。通訳学校の学生さん、そして監督と接触したい方、大歓迎です!以下をお読みの上、ご連絡ください。

ボランティア内容

上映後に、観客の方が監督に個人的に話しをするときや、マラティ後のステッカーを貼った記念撮影などを行う場合に、日本語と英語で通訳をしていただきます。なるべく皆さんが平等に監督と交流が出来るように、クリエイティブにお願い致します。

ボランティアが必要な日程

8月1日(木)13時半〜 東京都渋谷区 津田塾大学千駄ヶ谷キャンパス別館3階A301教室
8月4日(月)山口県熊毛郡上関町・祝島 ★詳細は決定次第発表します★
8月5日(火)15時半〜 山口県周南市・弥五郎ドーナッツ
8月8日(金)山口県美祢市・まなまな ★詳細は決定次第発表します★
8月10日(日)13時〜 京都府・京都市 左京西部いきいき市民活動センター
8月11日(月)午後早い時間 大阪府・吹田市 モモの家
8月12日(火)18時〜 兵庫県神戸市・元町会館2階小ホール「黒の小部屋」(元町映画館の2F)
8月14日(木)長野県松本市★詳細は決定次第発表します★
8月16日(土)群馬県★詳細は決定次第発表します★
8月17日(日)東京都千代田区 経産省前テント(仮)★詳細は決定次第発表します★
8月23日(土)北海道札幌市内★詳細は決定次第発表します★
8月24日(日)北海道余市郡・仁木市

必要とされるスキル+報酬+メリット

専門知識は要りませんが、とにかく多様な日本語を話す人々に対応しなければならないので、ある程度通訳の経験があったほうが楽です。

申し訳ありませんが、完全ボランティアの無報酬となりますが、現地までの往復の交通費をお支払いいたします(遠距離の場合はむずかしいかもしれませんが、ご相談ください)。また、交流会などでは通常監督と一緒にごちそうになることが多いとおもいますが、会場でのワンオーダーの義務がある場合などは、こちらでお支払いいたします。

プロボノとして、インドと日本の反原発運動だけでなく、色々な取り組みにに詳しくなれる上に、監督と仲良くなれるし、刺激的なオーディエンスとのネットワークづくり、運が良ければ美味しいベジタリアン料理やカレーなどが食べられます!

応募方法

以下を萩谷海(amnioticfluid@gmail.com)までお送りください。
①お名前(ふりがな)
②ボランティア可能な日と会場
③メールアドレス
④当日連絡可能な電話番号
⑤最寄りの駅名と、会場までの交通費の合計額
⑥こちらが知っておいた方がいいことなど備考
映画や質疑応答の部分を観ていただいたほうが、通訳はスムーズに行きますが、ご都合で遅れるなどの場合は、予めその旨お知らせ下さい。

【報告】インド反原発映画「ハイ・パワー…」と日印カレー同盟構想

おかげさまで、インドのタラプール原発立地地域を描いたドキュメンタリー映画「ハイ・パワー:大いなる力」の上映ツアーは、この一週間半で、ミニ上映会も含めて11回の上映会を終えました。簡単にリポートします。

1920357_10152332661504958_2260600707087606618_n26日:滞在先である九段下の日本山妙法寺のお寺で、一緒に滞在している皆さんとミニ上映会を開きました。カルカッタ出身で日本に在住歴の長いインド人男性は「反原発はいいけれど、そう簡単には変わらないよ。震災前は東電社員の人が左うちわだったじゃない」とコメント。たしかに、「ハイ・パワー」を見ると、3.11前の自分の視点というのが思い出されます。監督が打ち出したいことのひとつは、都市部で電気を使っているエンドユーザーの気付きなので、その点でも東京などに住む私達自身が問われていることを感じます。日印サルボダヤ友好会機関紙である「サルボダヤ」の小川さんから、記事を書いていただくことになりました。ありがとうございます!10387325_10152332661794958_2050717475479545765_n
まだ暑い夕方に、たんぽぽ舎へ移動。原発メーカー訴訟などで台湾・韓国・モンゴルとの交流を作ってきたNo Nukes Asia Actions-Japanさんのご紹介で、40名ほどの皆さんに上映&講演会にご参加いただきました。日印原子力協定についての食い込んだ質問や、インドの反原発教育などについての質問があり、フクシマ以降にジャイタプール原発のそばの学校に推進派の資料が配られて、高校生や親が抗議で一週間学校をボイコットした話などが初お目見えでした。(とにかく監督にガンガン質問してください!色々面白い話はまだまだあるんです!)
またインドの反原発イベントでも上映されている映画「福島の女たち」に出演された黒田節子さんの来訪に、監督は大感激でした。
それにしても、さすがたんぽぽ舎さん!慣れないプロジェクターやPAのセッティングや、会場から出た質問を通訳のために紙に書いてくださいました。また、今回本当はNo Nukes Asia Actions-Japanさんと講座を行う予定だったのを、福永正明先生が日程を譲ってくださいました。みなさん、本当にありがとうございます。

10563379_1694773557414806_119389386_n27日:監督がお昼に美味しいカレーを作ってくれて、日本にもたくさんいいカレーがあるのだから、日印カレー協定をちゃんと作ったほうがいいんじゃないか、という話で盛り上がりました(となると、ジャワやバーモント州?とも作らなきゃいけないのでしょうか)。
馬喰町にある馬喰町・スペース吉水さんでの上映会で、11名の皆さんにご覧頂きました。オーガナイザーの大石さんのご縁もあり、日印での社会活動に関わってきた方も多く、車座になって美味しいお菓子とお茶をいただきながら質疑応答をしました。あるシーンでエレベーターが7階に止まるのは、「ガンジーが指摘した7つの社会的大罪」とつながっているのかという質問に監督は「そんな視点あったのか!」とびっくり。上映後の時間も私達のために場を解放してくださり、ネットワークを作って下さった大石さんと、美味しいお菓子を作ってくださった福井さん、そして通訳の菊池恵子先生、ありがとうございます。
上映後の交流会(例によってカレー屋さん)では、なんとインドの反原発運動を題材に卒論を書いておられる琉球大学の学生さんから、監督へのインタビューがありました。上映会に参加した皆さんや私がやいのやいのと言いたいことをボンボン言いましたが、若い学生さんが興味を持っていることに、とても感動しました!監督からのアドバイスは一言「勉強を続けて下さい。そしてインドに来てください」

【報告】「ハイ・パワー:大いなる力」インドの反原発監督の見た官邸前

インドのタラプール原発の周辺に住む人々を描いたドキュメンタリー映画「ハイ・パワー:大いなる力」の上映ツアーで来日している、元原子力エンジニアのプラディープ・インドゥルカー監督の来日紀行、東京編です。

10402429_10152332659339958_2418154604847766591_n 25日:朝は市ヶ谷で待ち合わせて靖国神社へ行きました。お土産物屋さんに、安倍晋三首相グッズ小泉進次郎議員グッズなどが並んでいたのが圧巻でした。靖国神社が浮かび上がるソーラーパワーのキーホルダーなどがありました。もっと他のところにも太陽エネルギーを行き渡らせてほしいものです。靖国神社をスケッチしている方々とお話しをしたら、「原発には反対だけど、どうしていいかわからない」ということだったので、よかったら自主上映会を開いて下さいとお声はかけておきました。こちらをご覧頂いていたら、ぜひご連絡ください。10385566_10152332660059958_8429100198210228819_n-1
靖国神社の壁画などは私は解説できたのですが、唯一答えられなかった質問がこちらです。「日本の女性はなぜ皆白やベージュのシャツを着ているのですか?派手な色を着る人はいないのですか?ボディランゲージが乏しい人が多いけど、皆何を考えているのですか?」私にかわって、監督に教えてくださるかた、募集しています。
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お昼は東京新聞の社会部の原尚子記者の取材を受けました。一時間半に及ぶインタビューの中で、「えーっ監督、そんなことトークで言ったらもっと盛り上げられたのに!」というような新事実がボロボロ出てきました。詳しくは来週に記事が出ると思うので、ご期待ください。メディアといえば、今週号の週間金曜日にも、新座での上映会に来てくださった野中記者が映画ツアーの紹介をしてくださっているようです!ありがとうございます!

10452873_473270849441895_8958032852047046455_o夕方は官邸前へ。まずはテント前で、原発エンジニアとして内部告発をした藤原節男さんにインタビューをしました。テントにマラティ語のステッカーをいくつかプレゼントし、官邸前でのスピーチ。マラティ語のバナーを持って、希望のエリアなども予定通り回りました。10569013_482307138571237_1882801679911877968_n
日印原子力協定を止めて下さいと安倍総理と日本の人々にアピールをすると、安倍首相からは返事はありませんでしたが、官邸前の皆さんからは「ジャイタプール原発建設10459053_271618026374060_2049880068622883792_o反対!インドを守れ!」のコールが沸き起こり、監督は「皆さんがこんな風に思ってくれて、日本で活動してくれている場に立ち会えて、本当に嬉しい!」と大興奮。官邸や経産省前付近にこれほど多くのアピールの場があることに、本当に驚いたようで、歩くのも何もかもがゆっくりになってしまいましたが官邸前に慣れていない私たちのために、藤井千賀子さんみはるさん、そして日本山妙法寺の安田純さんに仕切って頂いて、官邸前ツアーをしていただきました。ありがとうございます!

【予告】7.25 インドゥルカー監督、官邸前行動・希望のエリアへ!

DSCN1841インドで核実験を指揮したモディ新政権と、安倍政権による日印原子力協定に反対するために、そして建設予定のジャイタプール原発について日本の人々に知らせるために来日したプラディープ・インドゥルカー監督が、今日(7月25日)に、首相官邸前、または希望のエリアを訪ねます。
「ジャイタプール原発反対!フクシマを繰り返すな!」のステッカーを作った連帯アクションに参加してくださる方を募集します!監督を見かけたら、ぜひ声をかけて下さい!
なお、マラティ語のステッカーは200円で販売しておりますので、監督の活動を応援してください!

【報告】「ハイ・パワー:大いなる力」監督、原子力規制委員会訪問と、お母さん達との上映会

インドのタラプール原発の周辺に住む人々を描いたドキュメンタリー映画「ハイ・パワー:大いなる力」の上映ツアー、今週は三軒茶屋、鎌倉、千代田区、馬喰町での4つの上映会が予定されていますが、その初日の様子をご報告します。

DSCN175823日:監督と原子力規制委員会の会議傍聴をしてきました。なんとかなっちゃいない凍土壁や、例の3号機の落ちた屋根の上に乗っている2800億ベクレルの埃…「インド人もびっくり」です。東電にとっては計算していないことが多いみたいで、いちいち規制委員に突っ込まれていました。「毎時0.1億ベクレルの放射線量」などと訳すのも疲れました。その後で「東京に住んでいる人はどういう気分なのか?毎時2800億ベクレルとはなんだ?君(萩谷海)以外マスクをしている人を見るとホットスポットに気をつけている人はいるのかと目を疑うよ。」ごもっとも。途中No Nukesのシャツを着ている人から、マスク姿の私が会釈されたのを気づいて喜んだりもしましたが。

午後、渋谷で交通訓練を実施した後(ゴールはハチ公)、私は字幕改訂版編集作業、監督は東急ハンズとNHKめぐりでした。「街全体が買い物をしろと言っているようだね」とのこと。
DSCN1803夕方からfrom Earth Cafe OHANAさんへ移動。映画を見に30人近いお客さんで、お店がすし詰めでした(入れなかった方、ごめんなさい)。今まで米国などの普通の人が「放射能」や「原発」について知らない場所で話して来たので、日本の人々が放射能についての知識も豊富で、かつインドに関心を持っていることに、感銘を受けたようです。今回は、通訳ボランティアとしてご参加いただいた嶋田さんに、上映後の交流部分の通訳のお願いをしました。話も弾みまくってしまい、オハナさんを出たのは22時過ぎ!おそくまでごめんなさい!
原発は国という単位をとっくに超えている。このモンスターに抗うには、人間らしい繋がりを強く強く、鍛え抜いていくしかない。」とは、観客の前田節子さんによる感想です。

DSCN182024日:鎌倉中央公園の里山管理プログラム「山崎・谷戸の会」の相川明子さんの呼びかけで、初の一日2度の上映と講演にチャレンジしました!おいしい「もっこす」さんのお弁当と、「山崎・谷戸の会」の手摘み・手作り麦茶で腹ごしらえ。まず最初は1時から、20名ほどのお母さんたちが、保育園にお子さんを預けている間にいらしてくださいました。日本の状況をあらためて思い出しながら会話をするうちに、ジャイタプール原発建設予定地の間で、国が分断を起こそうとしている様子、そしてフクシマを契機に人がつながっていることを感じる会でした。DVDを購入し、自主上映をしたいと言ってくださる方も多かったです。DSCN1829

鎌倉市の町中にある障碍者の就労・自立支援事業を行うギャラリー、ジャック&豆の木さんに移動して、5時半から二度目の上映会でした。20名ほどのみなさんに、インドの代替エネルギー開発の可能性や、市民が政治の中心になっていくことを信じる監督の力強いメッセージが伝わったようです。上映会のあとはジャック&豆の木さんのご好意で、長居をしてご飯をいただきました。Jパワーや三菱の事業所もある湘南地区で、これからインドとの技術開発交流が起きないように、私達から日印反原発交流を作りたいと感じました。

 

【報告】「ハイ・パワー:大いなる力」映画ツアー開始

インドのタラプール原発の周辺に住む人々を描いたドキュメンタリー映画「ハイ・パワー:大いなる力」の上映が先週から始まって一週間が経ちました。遅ればせながら、最初の一週間について、簡単にご報告させていただきます。

写真17日:監督は朝に関空に到着し、夜に玉deサロンさんでの日本初上映会を無事に終えました。プライヴェートの上映会で、9名の皆さんに観ていただきました。地元で町おこし事業などに関わる皆さんとじっくり語らいの時を持ちました。上映後は初めての銭湯体験で、「インドの公衆浴場と違う!」と大変お気に入りの様子でした。ご協力いただいた玉deサロンの皆様、ありがとうございました。

写真(1)18日:午前中にCoco Roomの遠藤さんによる釜ヶ崎ツアーに参加させていただきました。原発労働の下請け会社のブロックに成功している福祉センターの職員の方からお話しを伺いました。監督は、号外として発行された除染労働についての新聞などを見て、原発が国営のインドとの違いや、「先進国」として知られる日本の貧困に驚いたそうです。
夕方に十三に移動して、シアターセブンさんで映画上映と講演会。朝日新聞に掲載された記事を見て来た方も多く10488222_10152320340654958_7545162063431351675_n、45名の盛会となりました。また、ノーニュークス・アジア・フォーラムさんによる、日印原子力協定やインドの反原発運動についてのパワーポイントは、来ていた方からも好評でした。
監督のビザの関係もあり、ぎりぎりでしたが、ノーニュークス・アジア・フォーラムの皆さんと、モンゴルのウラン鉱山問題の研究者である今岡良子先生のお力添えで、シアターセブンさんからご協力いただくことになりました。大阪大学でヒンディ語学科を専攻する小池あゆみさんがサモサやチャイを出してくださり、会場も盛り上がりました。
★大阪シアター・セブンさんでの上映予定が朝日新聞に掲載されました。書いてくださった阿久沢さん、ありがとうございます。
http://digital.asahi.com/articles/ASG7G66BLG7GPTIL025.html?_requesturl=articles%2FASG7G66BLG7GPTIL025.htmlamp;iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG7G66BLG7GPTIL025

10410765_10152320339969958_1512855078710463844_n 19日:大阪から東京に移動して、「おんなの新聞」さんと、フランスのメディアからのインタビューを受けた後、ご縁がある国立のシェアハウス、なないろハウスさんで上映会をさせていただきました。30名ほどの地元の皆さんに見ていただきました。疲れたしまった私(萩谷海)の通訳脳が不覚にもメルトダウンしてしまうという事故が起きましたが、あたたかいアドバイスとともに応援してくださった皆様に感謝です。10574290_10152325139139958_4518432669358331799_n

20日:何度か雷が落ちるなかでしたが、新座ほっとプラザさんでの上映会には30名ほどの皆さんが集まってくださいました。放射能から子どもを守りたいひまわりの会さん、地元での放射線計測を続けるふじみーるさんからの活動紹介がありました!オーガナイズしてくださった藤井千賀子さん、子どもたちの心の音を聞く会さん、ありがとうございました!会場から以下のような感想をいただきました。
「原発に生活を奪われた人々の雄弁さに納得できる一方で、このように自ら受けた苦難の正 体を認識できている人々は実は少数派なのではないか。もし、そうでないとしたら福島の被災者はじめ日本人はあまりにおとなしすぎるとも感じた。それは 日本の権力者がより巧妙だから、だろうか?」
★新座ほっとプラザでの上映会を、レイバーネットのジョニーHさんが記事にしてくださいました!ありがとうございます。
http://www.labornetjp.org/news/2014/1405876028648JohnnyH

DSCN173821日:日本山妙法寺の安田純庵主さんのご縁で、埼玉県飯能市の早瀬彫刻所・彫夢さんで一日のんびりさせていただいてから、プライヴェート・上映会を行いました。身近な電気料金の比較や、日印共通の開発に伴った環境・生活・人格破壊などについて話が及びました。お世話になった彫夢の早瀬あかねさん、山田麻子さん、ありがとうございました。監督とあかねさん共作のカレーもごちそうさまでした!

DSCN175422日:午後から監督は上野駅から御徒町の町並みを堪能、初めて観光らしい観光の時間がありました。夕方からはPARC自由学校のキンバリー・ヒューズ先生の教えている「英語で社会を変えよう!」講座にゲスト出演し、監督はインドの反原発運動について、そして私はカリフォルニアから見る福島という題材でお話しをさせていただきました。前回はブラジルとワールドカップ、次回はパレスチナ・イスラエルについてなど、身近なことを題材にした講座で、参加している皆さんもメディアや活動を通して発信していて刺激的でした。
★キンバリー・ヒューズさんは、毎日新聞でインドの反原発運動について記事を書いています。日本語メディアに比べれば規制は少ないかもしれませんが、現在このような記事はとても貴重ですので、ぜひSNSなどでシェアをして、英語を読まれる方にも広めて下さい。http://mainichi.jp/english/english/features/news/20140204p2a00m0na005000c.html

【更新】インドの原発映画「ハイ・パワー…」スケジュール更新と御礼

上映会、東京2ヶ所追加です!
インドのタラプール原発の周辺に住む人々を描いたドキュメンタリー映画「ハイ・パワー:大いなる力」の上映が先週から始まって一週間が経ちました。
すでに終了した上映会については、また別途報告させていただきますが、その間にも東京(馬喰町スペース吉水さん連続ティーチイン沖縄&近現代東アジア研究会さん)での上映が決定しましたのでお知らせいたします。また、27日には福島市で、監督の講演のない映画のみの上映会も企画されているので、決定次第情報をアップいたします。

Special Thanks!DSCN1393
このたび、「ハイ・パワー:大いなる力」を上映するにあたって、沢山の皆さんからご支援をいただきました。監督のスケジュール調整などに手間取る中、一ヶ月を超える日本ツアーにこぎつけることが出来ました。ツアー開始前までの心細い時期から、呼びかけや資料作成、アドバイスやコーディネイトなどにお力添えをいただいた以下の皆様にこの場を借りて、感謝申し上げます。ありがとうございました(引き続きよろしくお願いいたします)

名取 ともえ様 / 常松 聡子様 / 今川 歩美様 / 殿平 有子様
星川 まり様 / 宇野田 陽子様 / 今岡 良子様 / 小池 あゆみ様 / 佐藤 大介様
安積 宇宙様 / 藤井 千賀子様 / 藤田 康祐樹様 / 相川 明子様
西山 千嘉子様 / 崔 勝久様 / 福永 正明様 / 植松 明子様
松永 隼人様 / 小檜山 源の助様 / 安斎 由紀子様 / 山上 千尋様
スニール・ラトール様 / 松本 麻里様 / 池上 善彦様 / 本橋 哲也様
伊佐 ゆき様 / 濱 治佳様 / 風砂子・デアンジェリス様 / 安田 純様 (順不同)