【報告】インドの反原発映画「ハイ・パワー:大いなる力」ツアーが無事終わりました

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お陰様でインドの反原発映画「ハイ・パワー:大いなる力」の上映会およびプラディープ・インドゥルカー監督の講演会が無事に終了いたしましたことを、遅ればせながらご報告いたします。

このツアーは、プラディープ・インドゥルカー監督自身が来日を決定したことに始まります。カリフォルニアの上映会でご縁の出来た私が、東京で二三ヶ所上映会をさせて頂く予定でしたが、「誰か知ってますか?」「日本は英語は通じませんよ」とツッコミを入れている間に、いつのまにか通訳兼コーディネーターとして、監督の上映会・講演会の全行程に付き添いをさせていただくことになりました。道中の出会いや、文化的交流や日々の葛藤(!!)などは、後日更新するとして、ざっくりとまとめさせていただきます。

開催期間:2014年7月17日〜8月26日
上映・講演会場数:23回(大阪、東京、神奈川、福島、山口、京都、神戸、長野、群馬、北海道)
観客動員数:約600名

全国での上映会と講演会・交流会では、以下の点について、活発な議論を行うことができました。

  1. 日印原子力協定の問題点(米印原子力協定や、1984年ゴパールガス爆発事故の経験も踏まえて)
  2. インドにおけるトリウム発電政策やエネルギー政策の歴史と現状
  3. 建設中のジャイタプール原発立地地域での人々の抵抗運動
  4. ジャイタプール原発立地地域近海である西ガットの海洋環境破壊の現状と課題
  5. タラプール原発の現状と、3.11前の日本の原発立地地域との共通点
  6. インドにおける福島第一原発事故についての隠蔽

また、このツアーやクマール・スンダラムさんの来日講演会などを通じて日印原子力協定の重要性についてもお知らせすることができ、京都や東京でモディ首相来日に合わせてアクションも行われました。オーガナイズしてくださった皆様に感謝しています。インドゥルカー監督からも、ジャイタプール原発立地現地で、福島事故後の日本での体験をさっそくプレゼンし、日本の皆さんからサインをしていただいた横断幕も届けられたとのことです。

今後はこのツアーでつながることの出来たご縁を大切にしながら、反核の活動をBad Seaweedとしてもぼちぼちやっていきたいと思います。

メディア

東京新聞さん、北海道新聞さん、週刊金曜日さんから取材をしていただき、またスナメリチャンネルさん、IWJさん、また独立メディアの皆さんによる中継・録画などもしていただきましたので、これは後日シェアをさせていただきますので、ご期待ください。

運営状態

各会場にて、主催者の方には監督への謝礼を1万円~1万5千円ほどいただきました。また通訳の萩谷宛にカンパを頂きました。日本語版DVDの収益は全て監督へのカンパとさせていただきました。交通費を別途でカンパしていただいたこともありましたが、途中の交通手段の変更や宿の関係もあり、7万円ほどの赤字が出ております。赤字分の回収については、日本語字幕(改訂版)のDVD(もちろん上映権つき!)販売で行っていきたいと思います。

監督の講演会や質疑応答の書き起こしをボランティアでしてくださる方を募集しています!お礼として完成後にDVDを差し上げます!詳しくはこちらから

Special Thanks

今回の上映ツアーでは、日本そして世界で核のない世界を創っている人々のネットワークによって導いていただきました。
まずDVDや広告製作段階で翻訳やデザインなどでお世話になった皆様にお礼を申し上げます。
名取 ともえ様 (Tomoe Natori)
常松 聡子様 (Satoko Tsunematsu)
殿平 有子様 (Yuko Tonohira)
萩谷 海 (Umi Hagitani)

そして、日本での広報、会場や宿泊先の手配など、様々な形でご協力いただいた現地コーディネーターの皆様に、心よりお礼を申し上げます。皆様のお助けなしでは成し得ないことばかりでした。
星川 まり様 (Mari Hoshikawa)
宇野田 陽子様 (Yoko Unoda)
佐藤大介様 (Daisuke Sato)
今岡 良子様 (Ryoko Imaoka)
松本恵美様 (Ami Matsumoto)
安積 宇宙様 (Umi Asaka)
藤井 千賀子様 (Chikako Fujii)
藤田 康祐樹様 (Yasuyuki Fujita)
相川 明子様 (Akiko Aikawa)
崔 勝久様 (Seungkoo Choi)
福永 正明様 (Masaaki Fukunaga)
西山 千嘉子様 (Chikako Nishiyama)
植松 明子様 (Akiko Uematsu)
「ドン★弥五郎」松永 隼人様 (Hayato Matsunaga)
ラン・ズウィンゲンバーグ様 (Ran Zweingenberg)
クマール・スンダラム様 (Kumar Sundaram)
小檜山 源の助様 (Gennosuke Kobiyama)
らんぼう様 (Ranbow)
藤村 伸二様 (Shinji Fujimura)
松村 志保様 (Shiho Matsumura)
岡林 信一様 (Shinichi Okabayashi)
チェイス・洋子様 (Yoko Chase)
小森佳美 様 (Yoshimi Komori)
辰巳 玲子様 (Reiko Tatsumi)
藤原 節男様 (Setsuo Fujiwara)
木村 雅英様 (Masahide Kimura)
山上 千尋様 (Chihiro Yamagami)
スニール・ラトール様 (Sunil Rathore)
安斎 由紀子様 (Yukiko Anzai)
浅井幹雄様 (Mikio Asai)
安田行純様 (Gyojun Yasuda)
矢向 由季様 (Yuki Yako)

そして私事ですが、私(萩谷)が北海道への避難・移住を行ったために、更新を怠っておりました。ご心配・ご迷惑をおかけした皆様、ごめんなさい。

文責:萩谷海
連絡先:amnioticfluid@gmail.com または090-4026-5974

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【募集】インドの反原発映画講演会の文字起こしボランティア募集中

DSCN1393おかげさまで、インドのタラプール原発立地地域を描いたドキュメンタリー映画「ハイ・パワー:大いなる力」の上映ツアーを終えることになりました。映画のDVDを当サイトで続けて販売していくにあたって、監督の講演の録音記録を文字起こししてくださるボランティアの皆様を募集しています。以下をお読みの上、ふるってご応募下さい。

ボランティア内容

講演会の録音音声ファイル(mp3形式)を、司会者、質問者、監督の話していることの日本語訳部分のみを文字起こしして、Wordドキュメントファイルにまとめていただきます。

必要とされるスキル

Word使用経験があり、日本語入力の出来るPC/Macやインターネットへのアクセスのある方

報酬について

申し訳ありませんが、完全ボランティアの無報酬となりますが、「ハイ・パワー:大いなる力」のDVD日本語改訂版が完成した際には、DVDを一枚差し上げます

応募方法

以下を萩谷海(amnioticfluid@gmail.com)までお送りください。
①お名前(ふりがな)
②メールアドレス
③連絡可能な電話番号
④DVDをお送りしていいご住所
また、書き起こしが初めての方や、英語の文字起こしも可能な方はその旨をお書き添えください。

【報告】インド反原発映画「ハイ・パワー…」監督と回る広島・山口

インド最古の原発で、フクシマ原発に使われているGE社のマークIより古い世代のタラプール原発立地地域を描いたドキュメンタリー「ハイ・パワー:大いなる力」の上映ツアー、ついには長州力と安倍晋三(戸籍上)の故郷、山口県・広島をめぐりました。

DSCN23418月5日(後半):祝島を出て、カヤック隊メンバーの山本裕美さんの案内で室津港、田布施地区を回った後は、長州力の故郷である山口県は周南市の徳山駅に向かいました。今回山口県で三箇所(祝島、周南市、美祢市)の上映に至ったのも、偏に川内村の元村議の西山千嘉子さんと、この徳山にある弥五郎ドーナッツの「ドン弥五郎」こと松永隼人さんのおかげです。祝島のひじきをはじめとする、地産地消の材料を使ったオーガニックなドーナッツのみならず、店内では松永さんのお友達の演奏DSCN2343するレゲエが流れており、お友達の作ったふんどし風下着などが販売されていて、友達のネットワークがそこかしこに感じられます。車椅子で利用しやすいイートインスペース(トイレは和式ですが)というのもなかなか珍しいです。着いてすぐにドーナッツとコーヒーをいただきました。ドーナツが美味しい!

DSCN2358上映会には10名ほどの、地元で活動しているみなさんが見えました。上関原発での状況と比較した話、トリウム発電の話だけでなく、監督が作成したジャイタプール原発近郊の生物多様性についてのパワーポイントも初お披露目でした。終了後はオクラと納豆を使った丼をいただきました。「3年経って、反原発運動の盛り上がりが消えつつあるのに、どのようにジャイタプール原発に抗う人々を支援すればいいのか」様々なところで聞かれる質問が、ここでも出てきました。「福島や祝島のことをインドの人々も覚えているし、何かあった時は必ずレポートしています。だから日本でも皆さんがデモする時に、一言でもジャイタプール原発のことを添えて下さい」と監督からのリクエストがありました。弥五郎ドーナッツさんには、あのネイティブ・アメリカンの運動家であるデニス・バンクスさんも訪れてパイプ・セレモニーをしたようですが、ここで監督はお店の黒板にマラティ語で「ようこそ」と書いていました。
話は飛びますが、この日泊めていただいた、徳山駅付近の清水旅館さん、とてもおすすめです。
★弥五郎ドーナッツさんのHPはこちら→ http://yagorodonuts.soreccha.jp/
★清水旅館さんのHPはこちら→ http://nttbj.itp.ne.jp/0834210773/index.html

DSCN23598月6日:朝5時30分に起きて、広島へ向かいました。前日からの大雨で新幹線も普通列車にも遅れが出てしまい、原爆が投下された時間は満員の路面電車にゆられていました。この日の平和記念式典を目指して、世界中から人々が集まっているようで、ドイツ語やフランス語、ロシア語などが車内で飛び交っています。式典から少し離れた原爆ドーム前にも、全国の反原発・反核運動に関わる人々が集会に集合していました。かっぱを着ていて誰が誰だかわからない中、Peace Walkの濱田直翔さんがこれから仲間たちと歩き出すところでした。私たちはたんぽぽ舎や原子力資料情報室の皆さんを見つけ、中国電力本社前まで歩きました。核廃絶と平和のための連合やDianuke.orgの運営を行うクマール・スンダラムさんがかけつけ、日印原子力協定に反対する日本語での力強いアピールを行いました。インドゥルカー監督もアピール。アピール後は皆で弥五郎ドーナッツさんのドーナツを頬張りました。海外からの参加者にも大好評でした。
DSCN2362昼食は日本反核法律家協会(JALANA)の皆さん、そしてマーシャル諸島のみなさんといただきました。オランダのハーグで、マーシャル諸島から核保有国九カ国に対して、国際法上の核軍縮義務に違反していると確認するための訴訟が始まっており、そのアピールで来日された皆さんのお話を伺いました。
★マーシャル諸島を応援するキャンペーンはこちら!→ http://www.nuclearzero.org/jp

DSC_00148月7日:今日はノー・上映会、ノー・イベント、ノー・移動の日。こんな日は何日ぶりでしょうか?午前中は呉市にある海浜公園でのんびりしたり、ジャングルジムで遊んだりして、東京では出来ない大人保養を楽しみました。監督は原爆ドーム、平和記念公園、資料館などを周ったようです。

8月8日:この日は監督と振り返りミーティングをしてから、ゆっくり鈍行に乗って、ふたたび徳山に戻りました。路線図を指さしながら「ここが祝島」と指さしていると、偶然電車に乗っていた方が祝島出身の方で、話が盛り上がりました。徳山からは、またまた弥五郎ドーナツの松永さんにお世話になり、山口県美祢市にあるDSCN2357伝説のまなまなに向かいました。祝島だろうと美祢市だろうと、神出鬼没の松永さんを、質問攻めにしました。3.11前の世界旅行のお話や、山口県と自民党の深い関係、岩国基地や辺野古の話、祝島やドーナッツ屋さん、お子さんの話…聞きたいことがいっぱいあります。
監督に「なぜドーナッツ屋さんを始めたの?」と聞かれた松永さんの答えは「食べ物は全ての基本。一緒に作ったり食べたりすれば、推進派・反対派などを超えたところで繋がれる。お店にも色々な人が集まってきていて、政治的なイベントに関心のないお客さんかと思っていたら、『ハイ・パワー…』の上映会に見にきてくれましたよ」と教えてくれました。
向かった先美祢市は、数週間前に監督と出向いた靖国神社で見た(買ってない10584075_1441882649420625_2932636503857017958_nし、食べてないです)「国会ねじれ解消餅ー晋ちゃんの野望」の製造の地です。まなまなは山の中にあって、車を降りると日本の夏の虫の音が響いていました。川内村の元村議、西山千嘉子さんも、応援に駆けつけてくださいました。オーナーの源の助さん、ペン子さんから、カレーとチャイをいただいて、14名ほどの皆さんと上映会。参加者の中には元技術者の方や、カリフォルニア出身の方もいらっしゃったので、上映後のトークで話しが弾みました。翌日に嵐が迫っているのを感じたのか、身体が疲れて、とりあえずこの日はバタンキューでした。

【報告】インド反原発映画「ハイ・パワー…」監督と回る祝島・上関・田布施地区

インド最古の原発で、フクシマ原発に使われているGE社のマークIより古い世代のタラプール原発立地地域を描いたドキュメンタリー「ハイ・パワー:大いなる力」の上映ツアー、山口県は祝島での濃い二日間の後編です。(前編はこちら

8月5日:スナメリチャンネルの東条雅之さんの計らいで、朝からインタビュー三昧。
祝島には「地元の人による原発反対運動が盛んな島」というイメージを抱いていましたが、お話を聞くうちに、祝島出身でもUターンで戻った方、また島外出身者で移住した方など、それぞれ島に住む事情は様々であることがわかりました。DSCN2326
まず、地元で太陽光発電導入をして農家を営む氏本長一さんと、氏本さんのもとで農業を学んで以来祝島に移り住み、現在はカフェ・小岩井食堂を営む「たかちゃん」こと芳川太佳子さんのお話を聞きました。「私がここに住んでいるのは、反原発運動に加わりたいからではなく、この島の暮らしに本当に惚れ込んだからです。地元で食べられるものを皆で分けあって、こんな豊かな生活が出来るんだぁと希望を持って越してきました。そう思えば、原発も当然いらないですよね」、芳川さんの力強い言葉と共に、彼女が祝島で受け継ぎながら育てている小豆で作ったおしるこがすっと胸に沁みました。
(朱美プルショータムさんがこいわい食堂を取材した記事:http://greenz.jp/2013/11/20/koiwai_restaurant/

DSCN2318福島第一原発事故が起きる直前の2011年2月に、中国電力は上関原発建設予定地の田ノ浦海岸での埋め立て工事を強行し、会場と浜で激しい攻防(海上保安庁と中電の責任ですが)が行われました。祝島の漁師さんたちと、カヤック隊のメンバーからその時のお話を伺いました。柏崎刈羽原発への出稼ぎ経験もあるひさぼうさんが、「祝島には原発作業員として働いた経験のある者も沢山いるから、原発の恐ろしさというのはよくわかっているんだよ」と教えてくれました。釜ヶ崎でも感じたように、原発は立地地域と電気のエンドユーザーだけではなく、様々な地域のひとびとを何重にも巻き込んで苦しめるシステムだと感じました。
(上関原発建設反対運動についての詳しい経緯・支援はこちらで→http://stop-kaminoseki.net/)

DSCN2336祝島に別れを告げ、午後は祝島のカヤック隊のメンバーだった山本裕美さんに、室津港と田布施地域を案内していただきました。まずは中国電力のPRセンターへ。PRセンターは、マッサージチェアや血圧計、そして無料の喫茶サービスもあり、夏休みの子どもたちにとって、ゆったりと集まれる憩いの場です。PRセンターの職員の方に、上関原発と島根原発の安全対策について、教えていただきました。おそらく福島事故の後、PRセンターに働く人々にとっても「原発の平和利用と安全性」を説明するのは、相当な試練なのではないかと察しました。
地元の子どもたちが、頭を下げながら「こんな何もないところに、わざわざ遠いところからお越しいただいてありがとうございます」と監督を出迎えてくれて、とても複雑な気持ちになりました。原発はこんなに豊かな島々に住む子どもたちに、「ここにはなにもない」と言わせてしまうのでしょうか。
山本さんから、田ノ浦海岸での攻防だけでなく、建設資材の運び出し阻止を行った場所でのエピソードもうかがう中で、祝島の人々、カヤック隊、そして他の島などの支援者のつながりが見えてきました。島の人たちを島の外のひとびとが支援するという形だけでなく、逆にカヤック隊や島の外の支援者が島の人に助けられた話も学びました。DSCN2340
最後に見せていただいたのは、山本さんとお連れ合いが作っている田んぼ。ここではタニシ農法といって、ふだん害虫扱いされているジャンボタニシを殺さずに除草剤を使わないでお米を育てています。米国のガムのような形をしたタニシの幼虫と、除草剤もないのにまったく雑草も生えない田んぼに驚き、とても興味深く感じました。以前に山本さん(スナメリチャンネルの東条さんや、今後北海道でお世話になる安斎有希子さんたちも)の語る農業の楽しさに影響を受け、少しだけ自分(萩谷)もカリフォルニアで畑の世話を始めたので、今回こうしてみせていただいてとても勉強になりました。絶対上関原発なんて建ててはいけませんね。
(ジャンボタニシ農法について書いてある山本さんのブログではお米も販売しているようです→http://d.hatena.ne.jp/Julen/20120807

【報告】インド反原発映画「ハイ・パワー…」ついに祝島でも上映!

インド最古の原発で、フクシマ原発に使われているGE社のマークIより古い世代のタラプール原発立地地域を描いたドキュメンタリー「ハイ・パワー:大いなる力」の上映ツアー、大阪→東京→福島を経験し、ついに山口県祝島へ渡った話のリポート前編です。

DSCN22088月4日:広島から、電車で山口県の柳井港に移動。蓮畑や瀬戸内海の絶景も、重機や製紙工場の合間に並び、その中には日印原子力協定が締結されれば最初に利益を生み出すであろうMITSUBISHIの名前が。柳井港からは一日に3便のフェリーに乗って、祝島に向かいました。2011年2月に激化した、田ノ浦浜での中国電力による強制工事の様子を初め、全世界に祝島のことを伝え続けているスナメリチャンネルの東条雅之さんと監督でがっつりトーク。トリウムを使った発電に馴染みのない私達に、インドでの発電の仕組みについて説明してくれました。なにを隠そう監督は元核エンジニアなので、実際にウラニウムからプルトニウムを取り出すことができるのです。
この日はあいにくの悪天候で、楽しみにしていた月曜デモは中止。それでも周南市の弥五郎ドー10584103_1445152549093635_1950595174255934024_nナッツの店主、ドン弥五郎こと松永隼人さんたちの呼びかけで、40名以上の皆さんに上映会にお越しいただきました。
インドでも日本のどこかで漁民たちが抵抗運動をして長いこと原発建設を止めていると聞いていたので、皆さんにお会いできて感無量です。」「たった450人の島で巨大な電力会社と戦えるのはなぜですか?」いつもはわりと静かな監督が饒舌なのは、インドには漁業権という考え方がないので、土地を持っている農民に比べDSCN2246て、漁民は補償の対象にもならないからです。クダンクラム原発反対運動で海に船を出した人々のことを思いました。上関原発を建てさせない祝島島民の会代表の清水さんからは、53名による補償金の受取拒否、そして島の450名だけでなく、島外に住んでいる人々との連携について教えていただきました。最後は皆で原発反対エイエイオー!で記念撮影。
夜は祝島での脱原発運動に加わりながらバンド活動もするまことさんの、インドでレストランの台所に寝泊まりしながら3ヶ月修行して覚えたという特製カレーをいただきながら、さらに祝島住民に対するSLAPP訴訟について語り合いました。(上関原発建設反対運動についての詳しい経緯はこちらで→http://stop-kaminoseki.net/)

【報告】インド反原発映画「ハイ・パワー…」監督がゆく、東京アゲイン

インド最古の原発で、フクシマ原発に使われているGE社のマークIより古い世代のタラプール原発立地地域を描いたドキュメンタリー「ハイ・パワー:大いなる力」の上映ツアー、東京でまた新しい仲間と交流した記録です。

10552481_10152347324774958_1816751183552625987_n7月31日: 高速バスに乗って、福島県郡山市を出発して、新宿に帰ってきました。インドの反核活動家であり、核廃絶と平和のための連合やDianuke.orgの運営を行うクマール・スンダラムさんが、日印原子力協定に反対アピールを行うための緊急来日中だったために、監督と外国人特派員協会での記者会見、そして京橋区民会館でのシンポジウムに応援・参加しました。フクシマへの訪問と、同胞であるスンダラムさんの講演を聞いて刺激を受けたようです。この日は東京新聞の社会面に、原尚子記者によるインタビューが掲載されました。ありがとうございます。
この日はヒロシマからCOP12まで「地球は一つの大きな家族」をスローガンにピースウォークを行う濱田直翔さんと、ピースウォークを支えるお仲間との顔合わせもありました。応援してます!

http://www.youtube.com/watch?v=llgVXuElyyc
10590403_10152347326229958_6972584876090444770_n8月1日: 午後はティーチ・イン沖縄さんの主催で津田塾大学での上映会を行いました。東京新聞の効果もあり、40名ほどの参加者がいらっしゃいました。ティーチイン沖縄の上原こずえさん徳田匡さんによって、沖縄での米軍基地建設にともなう土地収奪、強制工事や補償問題とインドのジャイタプール原発建設地での状況が酷似していることや、英国からの独立も踏まえた上で、いかにインドも長い開発をしてきたかを、改めて振り返りました。参加していた方からは「私は在日朝鮮人ですが、今回の福島での事故で、日本に対する希望を完全に失いました。これからはカナダに避難します」とコメント。現在の日本の現状は、決して3.11に始まったことではないことであると改めて感じました。この日の通訳は、8bit Newsのしょうこさんにお手伝いいただきました。監督は単身ふたたび官邸前行動に参加しました。

8月2日:監督はお昼に週刊金曜日の村上朝子記者から取材を受けました(掲載は決まり次第お知らせします)。夕方から東京都台東区にある谷中の家さんの月イチ反原発映画祭での上映会を行いました。上映会とトーク、そして上映後のカフェトークで、たっぷりと東京のみなさんと交流をすることができました。監督曰く「独仏米でも上映ツアーを行ったが、これほど一人ひとりが、情熱を持って話し合おうとしている日本には驚く」とのことです。主催者のみなさん、観客のみなさんともに、官邸前行動でご一緒したり、原発だけでなく色々な問題(だけでなく解決法やアイデア共有の面でも)でフットワークの軽い皆さんから、監督とともに刺激をいただきました。この日も社会問題を研究する学生さんが通訳サポートとしてボランティアをしてくださいました。上映ツアーを通して、これまで見えてこなかった東京が見える思いでした。10409285_1445140772428146_583002811217825732_n

8月3日:日本山妙法寺の皆さんの車に便乗して、大船から広島へと移動の一日。監督は、谷中の家の植松明子さんからいただいた甘蔗珠恵子さんの「まだ間に合うなら」を熟読。

【更新】インド反原発映画「ハイ・パワー…」上映スケジュール更新

10584103_1445152549093635_1950595174255934024_n日印原子力協定に異を唱えて来日中の元原子力エンジニアでプラディープ・インドゥルカー監督による短編映画「ハイ・パワー:大いなる力」は、おかげさまで今日までの2週間強で14ヶ所を周り、小さい上映会も含めると17回の上映会・講演会を終えました。あと10回の上映会・講演会がございますので、ぜひご予定に加えて下さい!

監督は現在中国地方におります。山口県3箇所のうち残るは美祢市まなまなさん一箇所・途中広島でのイベントなどに参加予定で、その後京都(10日)→大阪(11日)→神戸(12日)→長野県松本市(14日)→群馬県高崎市(15・16日)を周り、17日に東京に戻ります。22日〜24日は北海道に参ります。詳しくは、新しいスケジュールをご確認ください

よく聞かれる質問にお答えします。
Q: 今から上映会・監督招聘は可能ですか?
8月26日の監督帰国予定日までの予定がかなり詰まっているので、交通事情も考えると、今から増やせるのはおそらくお盆直後の平日(19日〜21日)に、関東で可能かもしれないというあたりで、現在横浜、東京などの会場と交渉中です。

Q: 「ハイ・パワー:大いなる力」のDVDを販売しますか?上映会を開くことは可能ですか?
監督の日本語ツアー終了後に、改変した字幕をつけた上映権つきのDVDを、当ウェブサイトを通じて販売したいと考えています。詳細は後日発表いたします。

Q: 監督への取材をしたい。
萩谷(090-6024-5974 / amnioticfluid@gmail.com)までお問い合わせくださいませ。監督の使用言語は英語ですので、通訳が必要な場合はお申し付け下さい。

Q:過密スケジュールですが、どのように行われているのですか?
「ハイ・パワー:大いなる力」の上映会については、萩谷が通訳兼コーディネーターとしてインドゥルカー監督に付き添って全国を旅しています。ツアーにボランティアとして協力してくださる他の通訳さんには交通費をお支払いしています。結構カツカツなこのツアーを応援してもいいよ、「ハイ・パワー…」以外でもBad Seaweedのこれからも応援するよ、というお志は、ぜひ下記ゆうちょ銀行口座までカンパをお願いします♥
店名:五五八 (読み ゴゴハチ)
店番:558
預金種目: 普通預金
口座番号: 0389889
口座名義: 萩谷海 (ハギタニウミ)
なお通信欄に必ずご住所とお名前と共に、HPでのお名前を発表して良いかどうかの可否をお書き添えいただきますよう、よろしくお願い致します。