【報告】インド反原発映画「ハイ・パワー…」監督と回る広島・山口

インド最古の原発で、フクシマ原発に使われているGE社のマークIより古い世代のタラプール原発立地地域を描いたドキュメンタリー「ハイ・パワー:大いなる力」の上映ツアー、ついには長州力と安倍晋三(戸籍上)の故郷、山口県・広島をめぐりました。

DSCN23418月5日(後半):祝島を出て、カヤック隊メンバーの山本裕美さんの案内で室津港、田布施地区を回った後は、長州力の故郷である山口県は周南市の徳山駅に向かいました。今回山口県で三箇所(祝島、周南市、美祢市)の上映に至ったのも、偏に川内村の元村議の西山千嘉子さんと、この徳山にある弥五郎ドーナッツの「ドン弥五郎」こと松永隼人さんのおかげです。祝島のひじきをはじめとする、地産地消の材料を使ったオーガニックなドーナッツのみならず、店内では松永さんのお友達の演奏DSCN2343するレゲエが流れており、お友達の作ったふんどし風下着などが販売されていて、友達のネットワークがそこかしこに感じられます。車椅子で利用しやすいイートインスペース(トイレは和式ですが)というのもなかなか珍しいです。着いてすぐにドーナッツとコーヒーをいただきました。ドーナツが美味しい!

DSCN2358上映会には10名ほどの、地元で活動しているみなさんが見えました。上関原発での状況と比較した話、トリウム発電の話だけでなく、監督が作成したジャイタプール原発近郊の生物多様性についてのパワーポイントも初お披露目でした。終了後はオクラと納豆を使った丼をいただきました。「3年経って、反原発運動の盛り上がりが消えつつあるのに、どのようにジャイタプール原発に抗う人々を支援すればいいのか」様々なところで聞かれる質問が、ここでも出てきました。「福島や祝島のことをインドの人々も覚えているし、何かあった時は必ずレポートしています。だから日本でも皆さんがデモする時に、一言でもジャイタプール原発のことを添えて下さい」と監督からのリクエストがありました。弥五郎ドーナッツさんには、あのネイティブ・アメリカンの運動家であるデニス・バンクスさんも訪れてパイプ・セレモニーをしたようですが、ここで監督はお店の黒板にマラティ語で「ようこそ」と書いていました。
話は飛びますが、この日泊めていただいた、徳山駅付近の清水旅館さん、とてもおすすめです。
★弥五郎ドーナッツさんのHPはこちら→ http://yagorodonuts.soreccha.jp/
★清水旅館さんのHPはこちら→ http://nttbj.itp.ne.jp/0834210773/index.html

DSCN23598月6日:朝5時30分に起きて、広島へ向かいました。前日からの大雨で新幹線も普通列車にも遅れが出てしまい、原爆が投下された時間は満員の路面電車にゆられていました。この日の平和記念式典を目指して、世界中から人々が集まっているようで、ドイツ語やフランス語、ロシア語などが車内で飛び交っています。式典から少し離れた原爆ドーム前にも、全国の反原発・反核運動に関わる人々が集会に集合していました。かっぱを着ていて誰が誰だかわからない中、Peace Walkの濱田直翔さんがこれから仲間たちと歩き出すところでした。私たちはたんぽぽ舎や原子力資料情報室の皆さんを見つけ、中国電力本社前まで歩きました。核廃絶と平和のための連合やDianuke.orgの運営を行うクマール・スンダラムさんがかけつけ、日印原子力協定に反対する日本語での力強いアピールを行いました。インドゥルカー監督もアピール。アピール後は皆で弥五郎ドーナッツさんのドーナツを頬張りました。海外からの参加者にも大好評でした。
DSCN2362昼食は日本反核法律家協会(JALANA)の皆さん、そしてマーシャル諸島のみなさんといただきました。オランダのハーグで、マーシャル諸島から核保有国九カ国に対して、国際法上の核軍縮義務に違反していると確認するための訴訟が始まっており、そのアピールで来日された皆さんのお話を伺いました。
★マーシャル諸島を応援するキャンペーンはこちら!→ http://www.nuclearzero.org/jp

DSC_00148月7日:今日はノー・上映会、ノー・イベント、ノー・移動の日。こんな日は何日ぶりでしょうか?午前中は呉市にある海浜公園でのんびりしたり、ジャングルジムで遊んだりして、東京では出来ない大人保養を楽しみました。監督は原爆ドーム、平和記念公園、資料館などを周ったようです。

8月8日:この日は監督と振り返りミーティングをしてから、ゆっくり鈍行に乗って、ふたたび徳山に戻りました。路線図を指さしながら「ここが祝島」と指さしていると、偶然電車に乗っていた方が祝島出身の方で、話が盛り上がりました。徳山からは、またまた弥五郎ドーナツの松永さんにお世話になり、山口県美祢市にあるDSCN2357伝説のまなまなに向かいました。祝島だろうと美祢市だろうと、神出鬼没の松永さんを、質問攻めにしました。3.11前の世界旅行のお話や、山口県と自民党の深い関係、岩国基地や辺野古の話、祝島やドーナッツ屋さん、お子さんの話…聞きたいことがいっぱいあります。
監督に「なぜドーナッツ屋さんを始めたの?」と聞かれた松永さんの答えは「食べ物は全ての基本。一緒に作ったり食べたりすれば、推進派・反対派などを超えたところで繋がれる。お店にも色々な人が集まってきていて、政治的なイベントに関心のないお客さんかと思っていたら、『ハイ・パワー…』の上映会に見にきてくれましたよ」と教えてくれました。
向かった先美祢市は、数週間前に監督と出向いた靖国神社で見た(買ってない10584075_1441882649420625_2932636503857017958_nし、食べてないです)「国会ねじれ解消餅ー晋ちゃんの野望」の製造の地です。まなまなは山の中にあって、車を降りると日本の夏の虫の音が響いていました。川内村の元村議、西山千嘉子さんも、応援に駆けつけてくださいました。オーナーの源の助さん、ペン子さんから、カレーとチャイをいただいて、14名ほどの皆さんと上映会。参加者の中には元技術者の方や、カリフォルニア出身の方もいらっしゃったので、上映後のトークで話しが弾みました。翌日に嵐が迫っているのを感じたのか、身体が疲れて、とりあえずこの日はバタンキューでした。

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